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栄養ひとくちメモ(項目「健康と食生活」の詳細)

このページの内容は、最終更新日が2014年1月11日であるため、項目によっては記載内容が古くなっている可能性があります。また、記述内容の科学的妥当性・正確性を100%保証するものではありません。各自ご確認の後ご利用ください。
  • 和食再発見
    らしが欧米化し、バター・乳製品・肉等の脂肪の多いおかずが多くなりましたが、これらは日本の食習慣にはなかったものです。摂り過ぎると日本人の体には負担がかかります。日本食の伝統的な良いところを再認識してみませんか。ご飯、野菜たっぷりの味噌汁、煮物やお浸し、焼き魚、納豆や豆腐、わかめなどの海藻、どれも日本人の体質には合うものばかりです。味付けは控えめに・・・。
  • 夜食を食べるとき
    遅くまで勉強などをしていると、おなかがすいて夜食を食べる人もいるでしょう。夜食は、よく考えて食べないと、胃腸に負担をかけ、翌日の朝食が食べられなくなるなど、体調不良の原因になりかねません。また、夜遅く食べると、体内に脂肪が蓄積されやすくなるため肥満の要因になる可能性があります。夜食を食べるときは、脂肪分の多い物は避け、消化の良い物や温かい物(雑炊やホットミルク、ココアなど)がおすすめです。
  • スローフードと地産地消
    イタリアの小さな町で始まった、地域から食を見直す住民運動です。
    1 消えてゆく恐れのある伝統的食材や料理、質の良い食品、ワイン(酒)を守る。
    2 質の良い食材を提供する小生産者を守る。
    3 子供たちを含め、消費者に味の教育を進める。
    地元の食材を地元で活用することが合理的で豊かな食を実現することにつながります。
  • 江戸時代に始まった昼食
    本人が1日3回食をするようになったのは江戸時代。大火が多く火消し職人達の体が持たないことから昼食ができたようだ。昼食は誕生した時から朝食や夕食に比べると見劣りがしたが、現在でも傾向は受け継がれている。
  • 毎日の食卓で言葉がけを!
    供たちに栄養の知識を理解させることはなかなか難しいものです。一朝一夕で身につくものではありませんから、日々の生活の中で少しずつ理解させておくことが大切です。子供にお手伝いをしてもらうときや、食事中の会話などで、さりげなく言葉がけをしてみましょう。
    言葉がけいろいろ
    「牛乳は丈夫な歯をつくってくれるのよ」
    「魚(肉・卵)は丈夫な体をつくるのよ」
  • 朝食を食べよう
    代の人々の朝食を食べない2大原因は「時間、食欲がない」だそうです。こういう人にこそ手軽なコンビニ利用をお勧めします。今まで全く食べていない人…飲むヨーグルトやゼリー飲料からでも良いです。少しでも食べられそうになったら…おにぎり1個に牛乳やヨーグルト(良質たんぱく質とカルシウムを含む)があれば、まずは合格。これに野菜料理・野菜ジュースがつけば完成度はさらにアップします。
  • 夕食は大切な「団らん」の場
    食は家族団らんの時間でもあり、家族一緒に食事をとる機会としてとても大切です。ただし、人間の体温は、午後3~5時をピークに下がり始め、徐々に休息期に入る体内リズムを持っています。夕食に安らぎや満足を求め、ゆっくり、楽しんで食べるためには、できるだけ夕食時間を早めたいものです。少なくとも、寝る2時間前には、食べ終えるのが理想です。
  • 夜間の食べ過ぎはなぜ太る
    は副腎皮質ホルモンの分泌が多いため、朝食はエネルギーとなってよく消費されますが、夜間はホルモンの分泌が少なくなり、余ったエネルギーは体脂肪として体に蓄えられます。ですから、夜間の食べ過ぎは肥満につながるので、夜は食べ過ぎないことが大切です。また、まとめ食いをすると、食後のインスリンの分泌が多くなって体脂肪が合成されやすくなります。食べる速度も、早すぎると、脳下垂体下部から満腹の信号が出るタイミングが遅れ、ついつい食べ過ぎてしまいます。
    健康体力づくり事業財団発行「健康づくり」より、日本栄養士会長 中村丁次氏の話
  • ストレスに負けない食環境
    供も大人も毎日勉強や仕事といったストレスを大なり小なり感じながら生活をしています。そんな時はいつもの食環境を変えてみましょう。例えば、とっておきの器で演出したり、食べる空間を野外にしたり、お料理に合わせて、好きな音楽やお花をコーデイネイトして、食卓に取り入れてみてください。いつもと違った食環境が疲れた身体と心を癒してくれるはずです。
  • 今日の食べ物を思い出そう!
    ず料理を「作ってみる」ことが大切です。毎日の習慣として、食に関心を持ち、「習うよりも慣れろ」という心づもりで、食事づくりに参加し、食生活に関する正しい理解や望ましい習慣を身につけていきたいものです。大切なのは「習慣づけること」。1日のうちに食べた食材の名前だけでも思い出してみましょう。自分の食生活を把握できます。
  • 癒しの食卓づくり
    ~テーブルセッティング&コーディネイト~
    ♪料理は、食べる環境に大きく左右される(清掃、清潔、花、音楽、お香)
    ♪食習慣を踏まえた最低限のマナーを(季節の食材、食器、料理の温度)
    ♪強い香りは厳禁。繊細さを楽しむ
    ♪フラワーアレンジメントと色使い(季節の花、色合い、花器、大きさ)
    ♪色の乱用は避け、メリハリのある食卓を
  • ハーブを食卓に
    ーブは香りのある植物の総称でバジルもその1つです。光沢のあるやわらかな葉が甘く強い香りを放ちます。夏には小さな花が穂状に咲きます。にんにくやトマトとの相性は抜群で、イタリア料理やトマト料理には欠かせません。料理の仕上がり前にちぎってふりかけたり、混ぜたり、また、オイル漬けにして利用します。健胃効果や食欲増進効果、殺菌効果があり、精神疲労をやわらげる作用も期待できます。庭の片隅で育てて、体のリフレッシュにやくだててみませんか。
  • おしゃかこごり(行事食)
    しゃかこごりは、峡南地方に残る行事食です。4月8日はお釈迦様の誕生日。お釈迦様の頭はごつごつしているのでそれになぞらえての料理です。1ヶ月遅れの5月8日に各家で、「おしゃかこごり」を仏壇にそなえます。炒った大豆と三色の餅をあられにしたものや上新粉、小麦粉が主材料で、甘味は砂糖や水飴で主材料を球状にし、揚げたり、蒸したりします。家により材料や作り方が異なっていますが、何れも甘くて、歯ごたえのある行事食ですが、年々その行事も薄れてきて幻の味となりつつあります。
  • 自分にあった箸選び
    は中国から朝鮮半島を経て日本に伝わりました。以来約1300年の歴史の中で、箸だけで食べる日本独特の文化が形成されました。箸の機能には、つまむ、挟む、支える、運ぶ、切る、裂く、ほぐす、はがす、すくう、くるむ、のせる、押えるなど12の機能があります。長さの目安は親指と人差し指を直角に広げた長さの1.5倍。又は身長の15%です。重さではある程度のおもさが必要で、大人で1520g程度です。自分の手にあった箸で、繊細できれいな箸さばきをしたいものです。
  • 箸で手と脳を鍛えよう
    代の子供たちのなかには、箸を正しく持って使えないだけでなく、ナイフで鉛筆が削れない、ひもが結べない、生卵が割れない、雑巾が絞れない等 出来ない子供もいるようです。子供たちはいろいろな箸の持ち方をしています。箸を正しくもって使うことにより、箸のもっている機能である、「つまむ」「裂く」「くるむ」などが上達し、もっと美しくもみえるのです。箸を正しく使って手指の器用さを取り戻す努力を子供に教えましょう。
  • よく噛む習慣を
    噛むことの効果は
    (1) 噛むことによって分泌される唾液中の酵素が消化力を高め内臓の負担を軽くする。
    (2) 唾液中の抗菌成分が口の中を清潔に保ち、虫歯や歯周病を予防する。
    (3) 脳を刺激して活動がたかまり痴呆予防に役立つ。
    (4) ゆっくり噛むことで満腹中枢が働き食べ過ぎを防ぐ。
    軟らかいものばかりでなく、根菜類やきのこなど噛み応えのある食品を使い、子供の頃からよく噛む習慣をつけましょう。
  • 楽しく食べる子供に 食事の時お腹がすいていますか?
    ~食事のリズムがもてる~
    体は暑ければ汗をかくし、お腹が減ればグー!と鳴ります。思い切り遊んだ後は、おなかがすいた!」が飛び出します。幼い頃からぐっすり眠って、たっぷり遊び、空腹を感じられるようになれば、次第に食欲や生活のリズムが健康にはとても大切であることがわかるようになります。1日3回の「いただきます・ごちそうさま・ありがとう」でメリハリのある生活を。
  • 楽しく食べる子供に おいしさ見つけられますか?
    ~食事を味わってたべる~
    事の楽しさは、おいしさを知ることからはじまります。離乳食の頃からさまざまな味を経験し、いろいろな食品を見て、触ることで、食べようとする意欲が育ちます。おいしさの発見を繰り返すうちに、おいしさは味覚だけでなく、匂いや音、見た目、歯ごたえ、一緒に食事をする人や環境も大切であることがわかるようになります。
  • 楽しく食べる子供に 食事の時間は楽しいですか?
    ~一緒に食べたい人がいる~
    「仲間やみんなで食べるとおいしい」と感じるのは、相手と気持ちが通じて心がわくわくしているからです。幼い頃からみんなで食べる楽しさを体験していると、人の気持ちがよくわかるようになり、思いやりの心が育ちます。子供と一緒に食事の準備や後片付けをすることで共通の話題が生まれ、食卓が家族のコミュニケーションの場となるでしょう。
  • 楽しく食べる子供に 一緒に食事づくりをしていますか?
    ~食事づくりや準備にかかわる~
    供の食事づくりやお手伝いは、生活技術を高めるばかりでなく、マナーや習慣を覚え、家族のコミニュケーションをはかるいいチャンスです。幼い頃から料理や買い物など食事の準備を体験させながら、ときには栽培や収穫などを通して、子供のできることを増やしていきましょう。
  • 楽しく食べる子供に 食べ物の話をよくしていますか?
    ~食生活や健康に主体的にかかわる~
    「食べたいもの」を話しあったり、食事の準備を一緒にしたり、本や遊びを通して食べ物や身体の話題に親しんだりしていると、食べ物に興味と関心を持てる子供に育ちます。さらに、子供自身が家族や友達に伝えることで、食への興味と関心は、地域や社会へと広がります。
  • 太らない食べ方のポイント!!
    (1) よくかんで食べる
    (2) 腹八分目のすすめ
    (3) 三食を規則正しく
    (4) 間食(甘食)は上手に、そしてほどほどに
    (5) 夜食は避ける
    (6) 欠食、どか食いは避ける
    ほんの少しの「努力」で一生涯の健康が手にはいるとしたら・・やってみませんか?
  • たばこは味の大敵
    煙者にとって、煙草は百害あって一利無しと言われながらも手離せないものです。禁煙をすることにより、舌の味覚が敏感になり食べ物がおいしくなり、又胃腸の調子も良くなり更には、肺癌のリスクも減少し、正に良いことづくめです。喫煙者はビタミンCとビタミンAを多く摂取する必要があると言われています。煙草のやめられない人は、せめて緑黄色野菜を毎日沢山食べるように努力しましょう。
  • 味覚をむしばむ「こ食」って?
    『弧 食』→家族不在の食卓で一人で食べる
    『個 食』→家族それぞれが自分の好きなものを食べる
    『固 食』→自分の好きな決まったものしか食べない
    『小 食』→いつも食欲がなく、食べる量が少ない
    『粉 食』→パンやパスタなどの粉を使った主食ばかりたべる
    れも子供や若年層の偏った食生活を特徴的にとらえた言葉です。このような傾向が長く続けば、栄養のかたよりが生じ、亜鉛の摂取不足に陥ることがあります。亜鉛不足は味覚障害の主な原因となっています。食事は命の源。『ストップ!こ食』
  • 大事だよ!!毎日の食事
    生活全体の見直しや自分にあった無理のない運動もしないで、「○○○」を食べたり、「△△△」を飲んだりすれば悪い所が良くなり、検査値も改善し、健康になる食品は今の所ありません。残念ながら、これからも開発されることはないでしょう。「○○○」や「△△△」に惑わされず、日々の食事を大切にしましょう。
  • 楽しく食べる子供に その1~3
    「食」は子供の健やかな心と身体の発達に欠かせない大切なテーマです。
    (1) 離乳食の頃からさまざまな味を経験し、色々な食品を見て、触ることで食べようとする意欲が育ちます。幼い頃からぐっすり眠って、たっぷり遊び、空腹をかんじられるようになれば、次第に食欲や生活のリズムが健康には大切であることがわかります。
    (2) 幼い頃からみんなで食べる楽しさを体験していると、人の気持ちがよくわかるようになり、思いやりの心が育ちます。子供と一緒に食事の準備や後片付けをすることで共通の話題が生まれ、食卓が家族のコミュニケーションの場となるでしょう。
    (3) 子供の食事づくりやお手伝いは、生活技術を高めるばかりでなく、マナーや習慣を覚え、家族のコミュニケーションをはかる、いいチャンスです。幼い頃から料理や買い物など食事の準備を体験させながら、ときには栽培や収穫などを通して、子供のできることを増やしていきましょう。
  • 「見えない脂」に御用心
    肪のなかには、バターやサラダ油、肉の脂身のように、明らかに脂肪とわかる「見える油脂」と卵、肉、魚類豆、菓子などにふくまれている「見えない油脂」があります。脂肪の摂りすぎによる肥満に注意しましょう。
  • 「塩味のしないナトリウム」
    工食品のなかには「塩味のしないナトリウム」が入っています。例えば、保存料に使われているりん酸ナトリウム、うまみ調味料(化学調味料)として使われているグルタミン酸ナトリウムなどがその代表です。その他に塩味を感じない程度に食塩もはいっているものも少なくありません。塩分の摂りすぎにならないように気をつけましょう。
  • 口中調味
    本食は主食(ご飯などの穀類)と副食(おかず)があり、御飯とおかずを口の中で噛んで混ぜ合わせて食べる、「口中調味」という食べ方をしてきました。口中調味によって口の中でいろいろな味を作り出し、楽しむことができます。またそれだけでなく、口の中で混ぜ合わせて食べる食べ方は噛む回数が多くなり、よくかまないと飲み込めない食べ方でもあります。さらによく噛むことで唾液の分泌も高まり消化もよくなります。
  • キッチンで危ない使い方していませんか?
    ★フッ素加工品
    油を使わずに調理できるフッ素加工(テフロン加工)のフライパンや鍋は高温で空焚きすると有害物質が揮発します。アメリカでの調査では人体への障害が起こることもわかっています。
    ★アルミ鍋
    アルミ鍋で梅干し、トマト、酢、フルーツなど、酸の強いものを調理すると有害なアルミニウムが溶け出しやすいので他の材質の鍋で調理しましょう。
  • 「食事バランスガイド」で食事の基本
    「最近、脂っこいものをとりすぎているかな」「野菜をもっと食べなくては」など、食生活に漠然と不安を感じている人が多いようです。このほど、1日の食事で必要な摂取量や組合せをイラストなどでわかりやすく表示した「食事バランスガイド」が公表されました。ガイドは、主食、主菜、副菜、果物、牛乳・乳製品の5つの料理区分を基本とし、それぞれ料理例を逆三角形のコマのような図柄に表示し、各料理区分毎に、1日に取る料理の組合せとおおよその量を示してあります。
    「山梨版 食事バランスガイド」のリーフレット(表)
  • 食中毒を予防しよう
    食中毒予防の三原則は、食中毒菌を「付けない」「増やさない」「殺す」です。具体的な注意は、
    ・冷凍、冷蔵食品を購入したら、なるべく早く帰宅し、冷凍・冷蔵庫へ
    ・冷蔵庫内は10℃以下、冷凍庫内は-15℃以下に
    ・繰り返しの冷凍は避ける
    ・手洗いを十分に。(生物、卵を扱った後は調理中でも)
    ・加熱は十分に行う
    ・「怪しい」と感じたら処分する
  • 「食育」は家庭から
    “食べる”ことに興味を持ったり、食生活の正しい知識を身につける活動として「食育」が注目されています。学校や保育園での給食・栄養教育、地域の食文化継承、都市と農村の交流、食品の安全性や栄養に関する調査研究など活動は非常に広範囲です。私たちの毎日の食事でも「食育」を意識してみてはいかがでしょう。家族で囲む食卓、お母さんの手料理、バランスの取れた食事、親子で買い物やお料理・・・・・・。どんな些細なことでもいままでよりひとつ、心温まる食事の場面が増えるといいですね。
  • 夏こそバランスの良い食事を
    い夏は食欲も進まず、冷たいそうめんなど簡単な食事ですませていませんか?夏バテ防止のためにも、たんぱく質やビタミン・ミネラルが不足しないような栄養バランスのよい食事が大切です。薬味でねぎや小が、青じそ、みょうがなどと、冷奴や卵豆腐、野菜の胡麻和えなど、あと一品を加えましょう。また、食欲増進でキムチを使ったピリ辛のものや、お酢を使ったさっぱりしたお料理もお勧めです。旬の野菜を有効に使ったサラダもいいですね。
  • もっと野菜を食べよう
    梨県民は野菜が不足しています。平成16年度に県が実施した県民栄養調査の結果で山梨県民が一日に食べる野菜量の平均は292gでした。目標とする一日の野菜摂取量は350gです。野菜には、生活習慣病を予防するのに不可欠なビタミンやミネラル、食物繊維などをたくさん含んでいます。350gの野菜とは野菜料理を5皿ぐらいです。まずは、現在の食生活にもう一皿の野菜料理をプラスすることから始めましょう。
  • 夏休み家庭で食育を
    由な時間が多い夏休み、一緒に料理を作ったり、ゆっくり家族団らんしながら食事をしたり、家族で有効に利用しましょう。お料理だけでなく食事の準備や片付け、一緒に買い物に行くなど子供の役割を作るのもいいですね。
    生活のリズムを作ってしっかり体を動かし、お腹がすいた状態で朝・昼・夕の食事をする環境を作るのも立派な食育です。
  • 冷たい飲み物にご用心
    本番。1年のうちで最も水分を多くとる季節です。冷蔵庫には麦茶を、マイドリンクを持ち歩く人、自動販売機に通う人、色々な水分の摂り方があるようです。暑い時の冷たい水分は、生き返るようにおいしく感じられますが、この冷たさは実は要注意です。一度に冷たい飲み物で胃腸を冷やしすぎると、消化も吸収も鈍くなることを知っておきましょう。
  • 早寝・早起き・朝ごはん
    の中には、心を穏やかにする「セロトニン」という神経伝達物質があります。セロトニンが低下すると、攻撃性や衝動性が高くなり気分も滅入って精神的にも不安定になります。イライラ感が高い子供たちは、低い子供に比べ、夜更かしで朝食も摂らずに学校へ行く傾向のあることも報告されています。セロトニン分泌を高めるには、リズミカルな運動と朝の光が必要です。
  • しっかり朝ごはん
    ある調査では、朝食を食べないことがある小学生は14.3%、中学生では21.3%という結果が出ています。朝ごはんを食べると
    ・寝ている間に下がった体温を上げる。
    ・脳を働かせるエネルギー源となる。
    ・腸を刺激して、便を出やすくする。
    などの効果があります。寝ていた脳と体を起こし、その日1日活動する準備のためのためにも大切です。朝食と体力、学力との関係についても言われています。また、朝ごはんを欠食することは、1日に必要な栄養を残りの2食でとらなければなりません。ビタミンやミネラルは2食の食事では補うのは難しいです。夕食を食べるが遅かったり、寝る直前に間食をすると、朝起きても食欲がわきにくくなります。朝ごごはんを食べるためには、生活のリズムも調えていく必要があります。
  • 子どもの骨折を考える
    長朝起きてもが急激に伸びる時期は、伸びに骨密度・骨強度が追いつかないことがあるので骨折しやすいといわれています。この時期は、骨が弱い時期であることを認識して、運動の強さや量に十分配慮して骨折を予防していくことが大切です。運動は身体の発達段階に応じて適切に行っていきましょう。
    学童期:運動をつかさどる神経が発達する時期なので、多様な運動でさまざまな動き、身のこなしを身に付けることが望ましい。
    思春期:骨密度・骨強度が急激に高まる時期なので、全身運動・筋力を付ける運動が効果的です。ただし、運動のやりすぎは逆効果⇒骨の形成が追いつかず骨密度が低下することがあります。
  • 危険な子供のダイエット
    準体重の範囲内であるにもかかわらずダイエットをし、「疲れやすい・貧血やめまいがある・生理不順」といった体調不良を訴える子供が少なくありません。特にご飯やパンなどの糖質を摂らないダイエットは危険です。脳のエネルギーは糖質を分解したブドウ糖だけです。蓄積はできませんからエネルギー不足がひどい場合は、脳や神経組織にも影響が出ないとは限りません。子供たちの必要のないダイエットにはご注意を!
  • 受験生の食生活
    が過ぎて涼しくなる頃に体調を崩す受験生が多いようです。食欲が出る季節になったらエネルギーやたんぱく質、脂質を多めに摂って最後の追い込み時期を乗り切れる体力をつけておきましょう。またこの時期に必要なのはインフルエンザ対策です。のどの粘膜を強くしてウイルスの侵入を防ぐにはビタミンAが必要です。植物性のカロテンには免疫力を高め、抗ウイルス作用を持つビタミンCもたっぷり摂りましょう。
  • おいしい食卓を!
    人で食べる「孤食」だけでなく、家族がバラバラのものを食べる「個食」も問題視されています。子どもの場合は食欲不振や栄養の偏りが心配です。食事は体の栄養を補給すると同時に、楽しい会話で心も満たされます。毎日でなくとも、行事など大切にしてみてはいかがでしょう?お正月のおせち料理や節分等の行事食、休日はあったかい鍋料理・・・。大人がおいしそうに食べる姿は、きっと子どもの食への興味につながるでしょう。
  • 地域に合わせた食育を
    「地産地消」それはそこの土地で栽培・収穫された季節の食材を、最大限に利用して調理し、摂取することである。ここ山梨では朝市や近年増加してきている「道の駅」が日常的に賑わいを見せている。その土地にしかない野菜、芋、豆類や果物などを購入し、各家庭で利用している。折しも、食育ブームの中でこれらが見直されてきている。海に四方を囲まれ、四季折々の素材が豊かな日本では、米+豆+魚と野菜や海藻を美味しく摂り、運動、睡眠、休養のメリハリをつけ活動すると、免疫力が高まり自然と健康を維持増進できるはずである。そのため、次世代を担う現代の子どもたちに「教え込む」ではなく実際に農業体験など、米や野菜の苗を植え、収穫までの一連の過程を実際に体得させ、食に多くの関心や興味を持てるようにし「楽しみ方を伝えていく」ことが、これからの日本の大きなポイントになり「食育」推進になるであろう。
  • 高齢者に喜ばれる食事
    ○生野菜より温野菜で
    野菜は生では食べにくいので、さっとゆでた温野菜サラダ等がおすすめです。
    ○「刻み食」「ミキサー食」は見た目に工夫を
    まとめて刻むのではなく、素材ごとに刻むようにしましょう。
    ○肉や魚はやわらかく調理
    肉料理の場合は、薄切りの肉がどんな料理にも使いやすく、魚は、白身魚がやわらかくて食べやすいです。
    ○副菜の味付けはメリハリをつけて
    和え物や酢の物などの副菜は、どれか一品少し濃い目の味つけにすると、食事の満足感が出ます。
  • 肌の健康を保つために
    のみずみずしさや弾力性は今話題のコラーゲンの量によって決まります。そのためには毎日の食事によってたんぱく質を補給し、新陳代謝を盛んにする必要があります。コラーゲンの合成のためには、ビタミンCが必要なので不足しないようにしましょう。また皮膚の健康を保つためには便秘も大敵です。便秘を防ぐ食物繊維も摂りましょう。
  • 見直しませんか日本食
    後日本が追い求めてきたのは、「体格の良い欧米人が食べている肉・卵・牛乳でたんぱく質をとる」というものでした。しかし、アメリカでは「一日の摂取エネルギーの55~60%を炭水化物にするように」という目標が出ました。今や「脂肪分の少ない和食こそ世界一の健康食だ」と、豆腐や魚を扱う寿司屋や天ぷら屋、日本食レストランがアメリカでは大流行しています。日本人が普通に食べているみそ汁や焼き魚定食を、アメリカ人がお箸で食べているこの頃です。さて、日本人の今の食事はどうでしょうか。
  • 食事のバランスを大切に
    日の食事に、主食、副菜、主菜、牛乳・乳製品、果物が盛り込まれていますか。不足気味といわれる野菜を十分食べるには、副菜の内容がポイントです。サラダだけでなく、具だくさん味噌汁や煮物、炒め物など野菜・キノコ・芋・海藻の料理を毎食一品は取り入れましょう。これからの冬野菜は、茹でたり蒸したりすると甘みもアップし、量も食べられておすすめです。寒い夜には野菜をふんだんに使った鍋料理もいいですね。
  • 「食事バランスガイド」とは
    「食事バランスガイド」は、一日に「どんな料理を」「どれだけ」食べたらよいかをコマの形で表したものです。コマ本体は一日に摂取する食事の目安を示しており、コマの軸は水分を表しています。コマはそのエネルギーで回転し、人が逆方向に回る(運動)することで、コマが安定して回転しています。この状態が、良好な栄養状態であることを示しています。菓子や酒はコマの紐で示しています。楽しく学んで使いましょう。
  • 栄養教諭制度とは?
    養教諭制度は2005年4月にスタートしました。この制度は、子どもたちが食の自己管理能力や望ましい食習慣を身に付けられるよう、学校における食に関する指導体制の整備が急務であることから誕生したものです。栄養教諭は、子どもに対する「食に関する指導」と「学校給食の管理」を一体的に行います。生涯にわたって健康な生活が送れるよう、学校給食を「生きた教材」として活用した効果的な食の指導が期待されています。
  • 「手づかみ食べ」のすすめ
    幼児の栄養は成人になってから糖尿病や高血圧などに関連するとの報告があり、この時期の食生活は重要ですが、困っていることの一番は「食べないこと」。そこで、『離乳の進め方』でもおすすめしているのが、「手づかみ食べ」です。「手づかみ食べ」は手指でつかんで、口まで運び入れるという手と口の協調運動が行なわれ、「食べる」機能の発達を促します。この時期は自分でやることが楽しいので、顔や服、テーブルなどの片付けは大変ですが、実際食べることに興味がわいてきたとの報告があります
  • 地産地消でフードマイレージ(食糧輸送距離)を減らそう
    ードマイレージとは、食がCO2排出など環境への影響を及ぼす一つの指針です。食料の輸入量にその地からの距離をかけた値が大きければ、大きいほど環境への負担が大きいことを示します。例えば、食パン1斤購入する場合、アメリカ産と北海道産の小麦を使用したものを比較すると海外の方が5倍以上負担を与えていることとなります。また、国産品でもハウス物は石油などを消費するので、多少高くても旬のもの、地場のものを取り入れることで、地球環境の負担を少しでも減らしていきませんか。
  • みんなで食べるとおいしいよ
    どもにとって、大勢で食べる食事は楽しく、料理もおいしく感じられるものですが、一人で食べるのは寂しく、食も進みません。食事はお腹を満たすだけのものではありません。家族や友達と一緒に楽しく食べ、心和らぐ雰囲気にしたいものです。また、子どもの食事のマナーは、みんなで一緒に食べてこそ身につくものです。子どもにテレビを見せながら食事をすることは避けて、食事の時間を団欒の時間にしてみませんか。
  • 朝ご飯を抜くことが多い人へ
    食事は活動をするためのエネルギー源。朝食べないと、体も脳も十分に働きません。 そして太りやすくなります。
    ・午前中、勉強に集中できないことがありませんか。
    ・立ちくらみをしたことがありませんか。
    ・午前中、早くからおなかがすきませんか。
    ・まとめて食べたり、夜遅くに食べていませんか。
    ・体重が増えてきていませんか。
    ・便秘がちではありませんか。
    ・イライラしてキレそうになりませんか。
    ・夜型生活になっていませんか。
  • やせすぎはコワイ
    やせすぎると次のような状態になりやすい!
    ・抵抗力が低下して病気にかかりやすい。
    ・肌や髪の毛のつやがなくなる。
    ・疲れやすくがんばりがきかなくなる。
    ・立ちくらみや貧血などをおこしやすい。
    ・女性ホルモンのバランスが乱れる。
    ・生理がとまるようになったりする。
    ・骨粗しょう症になりやすく骨がもろくなる。
    ・拒食症や過食症など摂食障害に陥ることがある。
  • 太りやすい人は生活習慣病をチェックしてみましょう
    ・朝食を抜く。食事時間が不規則。
    ・お酒や甘い飲み物をよく飲む。
    ・普段から運動不足ぎみ
    ・まとめ食い、早食い、やけ食いをよくする。
    ・間食や夜食も多い。
    ・あぶらっこいものが好き。
    ・お腹が一杯になるまで食べる。
    ・残り物の整理をするつもりで食べてしまう。
    ・スナック菓子やケーキ類をよく食べる。
    ・歩くより乗り物を利用する。
  • 食育で身につけよう5つの力(子ども編)
    1 食べ物をえらぶ力
    ・からだにいい食べ物をえらぶ力を身につけよう。
    ・主食・副菜・主菜をそろえ、食事のバランスを考えよう。
    ~買い物に行っていろいろな食材を知ろう~
    2 食べ物の味がわかる力
    ・いろいろな食べ物をたくさん食べて味をおぼえよう。
    ・食べ物のかたち・におい・歯ごたえ・音・さわった感じを知ろう。
    3 料理ができる力
    ・自分で食べるものを自分で作ろう。
    ・きらいなものでも食べられるようになるよ。~家で家族と料理をしてみよう~
    4 食べ物のいのちを感じる力
    ・食べたものはどれも自然が育てた「生命」です。
    5 元気なからだがわかる力
    ・いつも元気でいられるように、食べすぎ、欠食、むし歯に注意しよう。
    ~すいみん、運動もしっかり~
  • 「マゴハ ヤサシイコ」で健康な食生活を
    健康な生活をおくるために「マゴハ・ヤサシイコ」の食材も毎日の食事に取り入れていきましょう.
    《マ》豆 類 《ゴ》ゴ マ 《ハ・ワ》ワカメ 《ヤ》野 菜 《サ》魚 《シ》椎茸 《イ》いも 《コ》米
    これらの食材はビタミン・ミネラルなどを豊富に含んでいます。バランスよく取り入れて健康な食生活を!
  • 知っていますか?「オカアサンヤスメ ハハキトク」
    これらは、最近の子どもたちが好きなメニューの頭文字を挙げたものです。
    《オ》オムレツ 《カ》カレーライス 《ア》アイスクリーム 《サ》サンドイッチ  《ヤ》ヤキソバ 《ス》スパゲティー 《メ》ダマヤキ 《ハ》ハンバーグ《ハ》ハムエッグ 《キ》ギョウザ《ト》トースト 《ク》クリームスープ
    軟らかい物が多いです。子どもの健やかな成長のためにも、歯ごたえのあるものや、繊維質の多い食べ物をメニューに加えていきましょう。
  • ミルクの温度と離乳食の新しいすすめ方
    ・ミルクを作る温度が50℃から70℃に変わりました。理由は、ある種の菌が赤ちゃんの健康に害を及ぼす可能性があるからだそうです。くれぐれも「やけど」には気をつけて、飲ませてあげる温度にも注意してあげてください。
    ・離乳食の準備期(今までは4ヶ月)が栄養学的な意義が認められないということからなくなり、離乳食の開始が「5・6ヶ月~」と変更になりました。それに合わせて離乳食の完了も18ヶ月までと変更です。ゆっくりとすすめてください。
  • 「じぐざぐ食べ」って聞いたことありますか?
    物やおかずをご飯と交互に食べる事を「じぐざぐ食べ」と言って、学校給食の「食べ方指導」で使われている言葉です。ご飯を中心にしてバランス良く味わったり、食事のマナーを身につけるという意味でも大切なことです。また、おかずの味を引き立てるご飯を中心とする事で、それぞれのおかずの味もはっきりとし、素材や味付けの変化を覚えることにつながり、「食育」のひとつとして大切な意味を持つのではないでしょうか。
  • アレルギー物質表示の追加ができました
    年の6月からアレルギー物質を含む食品の原材料表示の中で、必ず表示される『特定原材料』に「えび」「かに」が加わりました。これは乳幼児ばかりでなく、成人も食物アレルギーの症状を起こす人が増えていること、その原因食品の上位を占めるのが「えび・かに」であることなどからです。表示される品目は、実態調査などに基づいて見直されますので、今後も注意していきましょう。
  • 女性の多くが悩む便秘
    便秘は医学的には定義はないのですが、便秘に悩んでいる人は多く、特に女性は男性の倍以上いることが明らかになっています。「たかが便秘」といって放っておくと、腸に老廃物が溜まったままになり、食欲不振、腹部膨満感などの症状が出たり、危険性の高いものでは大腸ポリープや大腸がんなどを発症することがあると言われています。野菜の摂取や毎朝の便通の習慣を心がけましょう。
  • 油の上手な使い方
    物油(多価不飽和脂肪酸:リノール酸・リノレン酸など)は、空気・加熱・光などで酸化が著しく進むと、風味を損なうだけでなく、健康上好ましくない過酸化脂質を生成します。天ぷらなどの揚げ物には、なるべく少量の油を使い、出来れば1回で使い切りたいものです。また、室内の蛍光灯の光でも酸化が進むおそれがあります。冷暗所に保存しましょう。
  • バランス献立5つのルール
    ① 主食・主菜・副菜の3つの料理とも適量を守りましょう。
    ② 重ね食いに気をつけましょう。主食+主食(ラーメンライス)・主菜+主菜(カツに焼肉)などの食べ方は、エネルギーやタンパク質の過剰摂取のおそれがあります。
    ③ 炒め物と揚げ物・煮物と佃煮など同じ調理法を重ねない用にしましょう。味の変化が乏しくなり、塩分の摂り過ぎにもつながります。
    ④ 卵サンド、目玉焼き、卵スープなど同じ主材料を重ねない用にしましょう。食品数が多いほど、様々な栄養素が摂れます。
    ⑤ 油を使った料理は1品だけにしましょう。油脂の使用量が減り、エネルギーの摂り過ぎを防げます。
  • 「食品ロス」とは・・・
    だ食べられるのに捨てられてしまう食品のことです。500万~900万トンもあり、そのうちの200万~400万トンが家庭で捨てられています。そこで、
    ① 買い物をする前に、何があるのか把握しておく。
    ② 保存の方法を工夫するのと同時に早めに使い切るようにする。
    ③ 消費・賞味期限の表示を確認する。
    賞味期限とは、すぐに食べられなくなる期限ではないので、上手に利用しましょう。
  • 「食欲」がないときには -シニア世代-1
    齢に伴い、食が細くなったり、食欲がないからといって食事を抜いたりしていませんか?何も食べないことは、体を衰えさせる一番の原因です。食欲のないときは好きな物を食べたり、なるべく効率よく多くの種類の食品がとれるように工夫しましょう。
    * 単品でも工夫してなるべく多くの食品を
    * シニアこそしっかり食べることが大切
    * 食が細い方はいろんな食材を入れた一品を
    * 食欲不振には、さっぱり味や口当たりの良いものを
  • 「食欲」がないときには -シニア世代-2
    *単品でも工夫してなるべく多くの食品を。
    お茶漬け ⇒ 親子丼
    ざるそば・漬物 ⇒ ざるそば・漬物 + 冷奴
    *シニアこそしっかり食べましょう。
    主食 + 主菜(肉・魚・卵・大豆製品) + 副菜(野菜)
    体の栄養状態が良ければ、老化速度もゆるやかになります。「いろいろ食べる」「しっかり食べる」ことが大切です。
    *食が細い方は、いろいろな食材を入れた一品を
    ジャガイモの煮物 ⇒ 肉じゃが
    かけうどん ⇒ 肉うどん・月見うどん
    *食欲不振には、さっぱり味や口当たりのよいものを
    しゃぶしゃぶサラダ・焼き魚・茶碗蒸し
  • 1日2食は「肥満」のもと!!
    ードスケジュールのなかでこそ、食事はくつろぎの時間・スタミナ補給の時間として位置づけたいものです。 忙しさで朝食を抜いたり、昼食を抜いたりするのはあまり良くないことです。どんな変則勤務でも工夫して3食たべてみませんか?その際、出来るだけ内容にも気配りを特に、牛乳・乳製品・大豆製品・肉・魚類を忘れずに、野菜は毎食たべましょう。
  • お酒のすすむ季節に!!
    ~体への負担を減らすには?~
    *適度にゆっくり飲む
    一気飲みは、急性アルコール中毒を招きかねません。
    *忘れないで・・・お酒以外の水分補給
    アルコールの利尿作用で水分は失われます。
    *乳製品・大豆製品などを食べて胃を大切に
    おなかが空っぽでは胃が荒れるし、アルコールが早く吸収されて急に酔いますよ!
  • 吸収の悪い鉄について

    Q:吸収の悪い鉄の名前を知っていますか?

    A:それは「非ヘム鉄」です。

    Q:では、どんな食品に含まれていますか?

    A:ほうれん草・高野豆腐・アサリ・ひじき等でも、鉄分が多いといわれています。

    Q:吸収をよくする方法はありますか?

    A:お肉など動物性タンパク質と一緒に調理すると良いですよ。

    A:また、ビタミンCもお忘れなく!! これも鉄を吸収しやすい形に変えてくれる強い味方です。

  • 家庭料理に付け合わせで楽しい食卓を
    付け合せは、出来上がった料理をより美味しく見せる大切な役割があります。
    ① 料理を美しく見せる:彩り・形(大葉・レッドたまねぎなど)
    ② 料理の味を引き立てる:酸味・辛味(レモン・はりショウガなど)
    ③ 材料のクセを和らげる:香り(みつば・ゆずの皮・ハーブ類など)
    ④ 料理に季節感を表現する:季節の花など
    ⑤ 料理にボリューム感を出す:他の材料との組み合わせで(せんキャベツ・フライドポテトなど)
    料理と器、そして付け合せを自由に組み合わせて楽しい食卓にしてみませんか。レストランや外食も参考にしながら工夫しましょう。
  • カルシウム補給は牛乳が一番
    ルシウム(Ca)は日本人に一番不足している栄養素です。それは日本の土壌と大きく関係しています。火山灰質の土地にはCaが少なく、このため日本人は慢性的にCaが不足しがちです。Caを補給するには、牛乳を飲むのが一番効果的です。牛乳に含まれるカゼインたんぱく質と乳糖が、Caの吸収を助けるため、吸収率は50~70%にも達します。1日にコップ1杯(200ml)は飲みたいものです。
  • 毎食の野菜はメタボ予防に効果的
    べ過ぎは、メタボリックシンドロームの原因になります。野菜は、肉や魚あるいは穀類と比べるとエネルギーが低く、脂肪もほとんど含まれません。しっかり食べると満腹感が得られるため、過剰なエネルギー摂取を防ぎます。また野菜に含まれる食物繊維には、体内でコレステロールの吸収を妨げ、血糖値を上がりにくくする働きがあるので、動脈硬化や糖尿病の予防に効果的といわれています。
  • 日本料理の考え方を食生活に生かしましょう
    本料理には、陰と陽・五味五色などの中国から伝えられた考え方が昔からあります。陰と陽は、数字などに用いられ、奇数を陽と捉え、めでたい席には、三・五・七という奇数で表されています。五味とは甘・酸・苦・緘(塩)・辛という味を、五色は青(緑)・赤・黄・白・黒という彩りを表します。そこで、五色が揃った料理を取り上げてみると、彩りだけでなく沢山の食材が用いられるので、栄養的にもバランスのとれたものとなります。このような先人の考え方をもっと食生活に活用すると良いですね。
  • 心ひかれる健康食品の情報発信にご注意!!
    くの分野でインターネットの利用が盛んになっていますね。それに伴う「個人輸入代行業」が発する健康食品に関する情報にも十分注意しましょう。例えば、「外国に糖尿病のための健康食品があります。必要なら、あなたに代わって輸入します。」という輸入代行業の「宣伝」は、糖尿病に効果があるかのようなイメージを与え好ましくないこともあります。藁をも掴む思いで、その方法を利用して健康被害が起きてもご自身の責任なので、「輸入代行業」の宣伝文句には注意しましょう。
  • 鍋で健康アップ
    には暖かく、たくさんの食材が入った鍋物で健康をアップしてみてはいかがでしょうか。塩分を考えると、だし汁で煮て、ポン酢等をつけて食べる水炊きがお勧めです。自分の食べられる量を小鉢3杯に盛りわけ、一杯分は肉・魚介類・大豆製品とし、二杯分は野菜・海藻・キノコ・しらたきとすると、バランスがとれます。
  • 肝臓の健康を守りましょう
    末年始、飲酒の機会が増えますね。そこで、肝臓の事を少し考えてみませんか?肝臓は、体の中に取り込まれたアルコールを分解し無毒化するのが重要な役割の一つです!黙々と働く、無口で丈夫な臓器なので、気付いた時には大変なんて事も・・・。あなたの肝臓・・・疲れていませんか?年1回は、肝機能の検査をしましょう。
  • お酒を飲むときの料理(つまみ)のポイント
    酒時には、から揚げなどの揚げ物を摂ることが多くなり、野菜類が少なくなりがちです。居酒屋などでも、サラダやお浸しなどを提供する店も多いので、意識して野菜を摂るようにしましょう。胃への負担と酔いの軽減には、飲酒前に胃内へ食べ物を入れておきましょう。特に、たんぱく質、炭水化物、脂質が混ざっている乳製品などを摂るとよいといわれています。
  • 「塩少々」ってどのくらい
    「塩少々」とは、親指と人差し指の2本の指先でつまんだ分量のことをいい、だいたい0.5gだ分量で約1gになります。成人1日あたりの食塩摂取目標量は、男性は9.0g未満、女性は7.5g未満です。出来るだけ薄味を心がけましょう。
  • 運動時の水分補給
    動時は普段よりもこまめな水分補給が必要です。のどが渇いたなと思う時には、体の水分はだいぶ減ってしまっていると考えたほうが良いといわれています。運動の前には、250mlから500mlの水分を取っておきましょう。運動中はなるべくこまめにとるようにこころがけることが大切です。運動の種類などにもよりますが、目安として1時間あたり、500mlから1リットルくらいをとると良いでしょう。
  • 野菜を食べよう~1日に摂りたい望ましい野菜の量は350g~
    菜350gといっても、なかなか実感しにくいものです。そこで、野菜70g相当の量を1皿分と考え、5皿分で350gにすると分かりやすくなります。1食の中で5皿食べるのではなく、朝2皿分、昼1皿分、夜2皿分など分けて食べ、1日3回の食事で合計5皿分を目指しましょう。一般的な1皿分の目安は、ほうれん草のお浸し小鉢1つ、かぼちゃの煮物2~3切れ、具だくさんのみそ汁1杯、野菜サラダ70gなどです。
  • スポーツをする子供の補食
    腹のままでスポーツをすると、集中力がなくなったりして良い動きが出来ません。食事から運動までの時間が空いてしまうときなど、一時的な空腹を補うために補食を利用すると良いでしょう。その場合の補食には、おにぎりやパン、バナナなどの炭水化物が豊富な食品が適しています。
  • からだの中から美しくなろう
    ~思春期は、生涯の健康の源です~
    端な「やせ願望」は、大切なたんぱく質・ミネラル・各種ビタミンの不足を招きます。また、「やせ願望」による減食が引き金となり、不眠・疲労感の末、免疫力が低下する思春期やせ症(拒食症)の可能性も出てきます。思春期に女性がふっくらまるみをおびてくるのは、将来の妊娠・出産を見据えてのことです。それは太っているのではなく、正常な状態です。
  • 健康体験情報の過大評価
    近テレビで芸能人が○○ダイエット法で痩せたという体験を放映しています。ちょっと聞くとそのダイエットの効果が絶大であるように思われがちですが、実はそれ以外の運動等、痩せる努力をした効果が大きいと考えられることも多く、テレビ局も「○○ダイエットの効果は保障しません。」と画面で説明している場合もあります。テレビからの情報を過大に評価しすぎないように注意しましょう。
  • こどものおやつ
    児にとっておやつは大きな楽しみであるとともに、大切な食事の一部です。幼児の胃は大人の1/3~1/4程度の大きさなので、1日3回の食事だけでは必要な栄養素が摂りきれません。そこで「補食」の意味合いを持つおやつが必要となります。1日に必要なおやつの量は、エネルギーの10~20%程度、3~5歳では200kcal(牛乳200ml+バナナ1本)程度が適量です。次の食事に影響しない程度の消化の良いもの、不足がちな乳製品や豆類をつかったおやつなどがおすすめです。
  • 高齢者の食生活のポイント
    高齢者にとっての食事は、栄養補給だけではなく、次のようなポイントも大切です。
    ① 老化現象による個人差への配慮(歯の有無・飲み込み・味覚の低下等)。
    ② 五感の刺激で食欲を高める工夫(色・温度・匂い・味・触感等)
    ③ 身体状況に応じた調理の工夫
    ④ 本人のペースでゆっくりと、自分で食べられるように工夫する
  • 高齢者の“体重減少”や“やせ”は、危険信号
    齢期は、わずかなきっかけで低栄養状態に陥りやすくなります。ここでいう栄養素とは、たんぱく質やエネルギーが欠乏した状態のことです。低栄養状態になると、筋肉や内臓などの働きが衰えて毎日を活動的に過ごせなくなり、免疫力が低下して感染症などにもかかりやすくなります。また、病気になると回復が遅く、薬も効きにくくなるなどの問題が生じます。低栄養はBMIが18.5未満か6ヶ月間で2~3kgの体重減少の有無などで判断します。
  • 高齢者の“体重減少”や“やせ”を防ぐ食生活
    1日にとるべき主菜などの量の目安を一つ、二つと大づかみに示した「食事バランスガイド」なども参考にしながら、たんぱく質の不足を防ぎましょう。
    ① 欠食をしない
    ② 食事の時間を規則正しく
    ③ 家族や仲間とワイワイと
    ④ 主食を忘れずに
    ⑤ 主菜をしっかりとりましょう
    ⑥ 牛乳・乳製品を毎日
    ⑦ 歯や飲み込みの状態にあった食べ方を
  • 学校における食育①
    成17年に制定された食育基本法では、その前文において「食育はあらゆる世代の国民に必要なものであるが、子供達に対する食育は、心身の成長及び人格の形成に大きな影響を及ぼし、生涯にわたって健全な心と身体を培い豊かな人間性をはぐくんでいく基礎となるものである。」として、学校における食育の推進を求めている。食育の推進には、子供達が計画的に、食について学ぶことが必要となり、学校教育全体を通じた指導計画の作成と実践が求められている。
  • 学校における食育②・・・食育の指導目標
    学校における食育の指導目標は次の6つである。
    ① 食事の重要性、食事の喜び、楽しさを理解する。
    ② 心身の成長や健康の保持増進の上で望ましい栄養や食事のとり方を理解し、自ら管理していく能力を身に付ける。
    ③ 正しい知識・情報に基づいて、食物の品質及び安全性等について自ら判断できる能力を身に付ける。
    ④ 食物をを大事にし、食物の生産等にかかわる人々へ感謝する心をもつ。
    ⑤ 食事のマナーや食事を通じた人間関係形成能力を身に付ける。
    ⑥ 各地域の産物、食文化や食にかかわる歴史等を理解し、尊重する心をもつ。
  • 骨粗鬆症予防は毎日のバランスのとれた食事から
    性は更年期になると、急激に骨量が減少します。その原因は、女性ホルモン「エストロゲン」の分泌量の減少といわれています。 エストロゲンは、骨を丈夫に保つ働きもあるため、これが減ると骨量が減り、骨粗鬆症になる危険性が高まります。若い頃から毎日の食事でカルシウムやカルシウムの吸収を促すビタミンD、ビタミンKなどを積極的にとりましょう。
  • 無理なダイエットに要注意
    近は、スタイルを気にして無理なダイエットをする若い女性が増えています。食事を抜いたり、1回の食事量を減らしたりすると、食事からとれる鉄が減り、鉄欠乏性貧血になったり、また過剰の体重減少は、ホルモンバランスが乱れ、月経が止まってしまうこともあります。あなたは本当にダイエットが必要ですか?見た目だけを気にしてやせるのではなく、適正体重を知り、規則正しく適切な内容と量の食事をとりましょう。
  • 離乳期にバランスよく食べさせるには?
    ~おかゆとおかずを別々に作りましょう~
    乳期には、おかゆとおかずを混ぜずに作れば、そのまま主食・主菜・副菜の形になります。別々の味わいに親しむことで好き嫌いが減り、また幼児期のバランスの良い食事作りもスムースにできます。
  • 幼児期によく噛んで食べさせるには
    ~噛む動作を子供に見せましょう~
    「よく噛んで」と言っても、子供にはまだその言葉が理解出来ない場合があります。子供は大人のまねが大好き。大人が「噛む」を実演して伝えましょう。
  • 冬至
    至は、毎年12月22日前後にあります。1年で一番昼が短く、夜が長い日です。この日を境に昼が少しずつ長くなるため、太陽がよみがえる日と考えられ、作物がゆたかに実ることを願う日になりました。冬至には、かぼちゃを食べる習慣があります。かぼちゃは、カロテンを多く含み、皮膚や粘膜を丈夫にし、感染症に対する抵抗力をつけます。そのほか「なんきん」「にんじん」「れんこん」「きんかん」「ぎんなん」など「ん」の付く食べ物を食べると幸せになるという言い伝えもあります。いずれも、冬の野菜不足を補った昔の人の知恵でしょう。
  • 土鍋で簡単!蒸し料理
    料理もいいけれど、土鍋で作る蒸し野菜もおすすめです。作り方は、あり合わせの野菜を食べやすい大きさに切り、水を100cc程度入れて蓋をして中火にかけます。沸騰したら弱火にして数分後、火を止めます。しばらく放置して出来上がりです。普通の鍋で作るより、ずっと軟らかくなるので、どんな方にも喜ばれます。野菜の上に肉や魚などをのせて一緒に蒸すとさらに、美味しくなります。ポン酢などをかけてどうぞ。
  • よく噛んで、肥満予防
    むことと満腹感は、密接な関係があります。ゆっくりよく噛んで食べると、食事が少量でも満腹のサインが脳に伝わりやすく、食べ過ぎを防止します。逆に、噛む回数が少ないと、満腹を感じるまで時間がかかるため、つい食べ過ぎてしまいます。また、唾液には、口の中の細菌の増殖を防ぐなど重要な働きがあり、よく噛むことにより、唾液が口臭や虫歯予防にも役立つと言われています。
  • 食料自給率について考えてみましょう!
    が国の食料自給率は、平成に入って40%台と先進国の中では最低の水準で推移しています。食料の安定供給は、国の最重要課題といえますが、将来的には供給不足の不安定要因が種々挙げられます。食料自給率を上げるには、主食には米、副食(おかず)には魚介類と野菜を使い、油を多用しない調理法の日本型食生活が有効です。また、国内産や地場産の食品を積極的に購入することは、食料自給率を高め、食料の安定供給にも通じます。
  • 肉食の話
    本では古来、食用の家畜を育てる習慣が少なく、主に狩猟で得たシカやイノシシの肉を食していました。奈良時代に仏教が伝わると、殺生を嫌う教えにより、肉食の習慣は一般にはなくなりました。しかし、一部では農耕に使われた牛や馬、狩猟で得た獣の肉は、大切な食料として食べられていたようです。その他にも、東京の麹町あたりには、江戸時代に獣肉屋があり、「薬食い」と称して、大名が買っていたという記録もあるようです。
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