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【2023.11.10 更新】「日本食品標準成分表2020年版(八訂) 主な改訂ポイント」解説記事の紹介+α【随時更新】

2020年12月、文部科学省Webサイトにて「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」が公開されました。八訂では、七訂追補(2016~2019)の検討結果が反映されるとともに、炭水化物の細分化やエネルギー値の計算方法の変更等、大幅なアップデートが行われました。
 このページでは、日本食品標準成分表2020年版(八訂)の改訂ポイントを扱った記事や、研修会情報等をまとめていきます。日本食品標準成分表の情報は日々の栄養業務の基礎となることから、改訂内容の理解に加えて、改定されなかった内容(普遍的で大切な内容)も改めて学習し、日々の業務に活用していきましょう。
目次

改訂ポイント等の解説記事の紹介

栄養指導Navi

ウェブサイト「栄養指導Navi」にて、「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」の主な改定ポイントが掲載されています。シンプルにまとめられており、改定内容の概要がつかみやすいと思います。

正しく使おう成分表(日本栄養改善学会)

日本栄養改善学会が発行する栄養学雑誌にて、「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」に関する文献が掲載されています。特に、79巻5号に掲載された総説は必見だと思います。栄養学雑誌はオープンアクセス雑誌のため、「J-STAGE」から、これら以外の学術論文についても無料で閲覧することができます。

  • 【79巻3号】委員会報告「日本食品標準成分表の改訂に伴う実践栄養業務ならびに栄養学研究等に及ぼす影響と当面の対応に関する見解」(2021.06.25)
  • 【79巻4号】委員会報告「『日本食品標準成分表の改訂に伴う実践栄養業務ならびに栄養学研究等に及ぼす影響と当面の対応に関する見解』関する補足・訂正」(2021.08.31)
  • 【79巻5号】総説「日本食品標準成分表2020年版(八訂)の特徴と活用」(2021.11.05)
  • 日本食品標準成分表2020年版(八訂)の利用・活用に関する留意点 -実務者・学生向け解説1-(2023.8.30)

日本栄養士会雑誌

栄養士会会員の方は、「日本栄養士会雑誌」2021年4月号より連載されている、「『日本食品標準成分表2020年版(八訂)』のポイント」にも、目を通しておきましょう。非会員の方は、日本栄養士会Webサイトから購入することができます。

  • 第1回:日本人の食生活の変化を踏まえ実践的な栄養指導の活用へつなぐ(2021年4月号)
  • 第2回:エネルギーの計算方法と炭水化物関連成分の見直し(2021年5月号)
  • 第3回:新しい指標を用いたエネルギーとエネルギー産生栄養素量の計算と活用(2021年6月号)
あわせて読みたい

八訂 食品成分表(女子栄養大学出版部)

「女子栄養大学出版部」が発行する「八訂 食品成分表 2021」には、「『日本食品標準成分表2020年版(八訂)』改訂のポイント」(松本万里 文部科学省 科学技術・学術政策局 政策課 資源室長)と「食品成分表の使い方 よくあるQ&A」(渡邊智子 淑徳大学 看護栄養学部栄養学科 教授)が掲載されています。改訂された点だけでなく、活用方法までまとめられているため、とても参考になると思います。
 なお、同書籍には、佐々木敏 東京大学大学院医学系研究科 教授による「もしも食品成分表が世の中になかったら・・・・・・」「『日本人の食事摂取基準(2020年版)』のここがすごい」という記事も掲載されており、こちらも読みごたえがあります。

八訂 食品成分表2023(女子栄養大学出版部)

あわせて読みたい
ページが見つかりませんでした | 女子栄養大学出版部 女子栄養大学出版部の公式サイト。健康を育む食を提案する月刊『栄養と料理』をはじめ、食事療法の 本、ダイエットのためのカロリーガイドや食品成分表を紹介。

Webマガ(女子栄養大学出版部)

ウェブサイト「女子栄養大学出版部」のWebマガでは、「知れば知るほどおもしろい!『食品成分表』」という連載記事が掲載されています。特に、連載16回目の記事「『成分表2020年版(八訂)』のエネルギー値やエネルギー産生栄養素のどの数値を使えばよいのか」とお困りの皆さんへは、改定された情報の活用方法を考える上で、非常に参考になると思います。その他のWebマガ記事も興味深く、ぜひアクセスしてみてください。以下のリストでは、一部記事をピックアップして紹介しています。

  • 第16回:「『成分表2020年版(八訂)』のエネルギー値やエネルギー産生栄養素のどの数値を使えばよいのか」とお困りの皆さんへ
  • 【ご拡散のお願い】成分表2020年版(八訂)を根拠に食事のエネルギー量を増やすことは間違いです(成分表連載29:特別編)
  • 小平市の事例が素晴らしいです~成分表2020年版(八訂)で計算した献立のエネルギー量が低くなることの伝え方(成分表連載29:特別編を受けて)
  • 【成分表連載32】臨床栄養の実務での八訂対応を考える~多職種や喫食者への説明文例~
  • 【成分表連載38】「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」が公表されました!
  • 【成分表連載46】トマトジュースやにんじんジュースは野菜類。青汁と抹茶は……?
あわせて読みたい
Webマガ | 女子栄養大学出版部 女子栄養大学出版部の公式サイト。健康を育む食を提案する月刊『栄養と料理』をはじめ、食事療法の 本、ダイエットのためのカロリーガイドや食品成分表を紹介。

「佐々木敏がズバリ読む栄養データ」(栄養と料理)

女子栄養大学の月刊誌「栄養と料理」にて連載されている、「佐々木敏がズバリ読む栄養データ」にて、「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」に関する記事が掲載されていましたので紹介します。直接的に改訂ポイントについて取り上げられているわけではありませんが、食品成分表の更なる理解につながると思います。ぜひご一読ください。

  • 第123回(2021年6月号):糖質が載っていない!? 「食品成分表」の複雑さを考える ~利用可能炭水化物~
  • 第124回(2021年7月号):新しい「食品成分表」のエネルギー値をどう使うか 給食管理の現場で想定されるジレンマ
  • 第125回(2021年8月号):脂肪酸とアミノ酸の時代が来た!? 「食品成分表」改訂の舞台裏(脂質とたんぱく質)
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